- 2008/6/11
最近、私たちのクリニックでは、病院で何度検査をしても何も病気が見つからないのに、動悸・だるさ・頭痛・肩こり・目の痛み・耳鳴りそして口腔乾燥・舌や口腔内の痛み・顎の痛み等の身体症状を訴える方をよく診察します。 毎日の生活の中で特に家庭や仕事などにおける人間関係や環境の変化、又、睡眠・食事等の生活スタイルの中からストレスが少しずつたまってきて、体が攻撃されているのではないかと考えます。 「ストレス」とは、ハンス・セリエ(ストレス学説創始者)が考え出した言葉で、心がいろいろな刺激に耐えているとこれが強すぎた場合「すりきれ現象」が起き、体に不具合が生じ、病気をひき起こすということです。 ひとはストレスを強く受けたり長く受けたりすると、自律神経系・免疫系・内分泌(ホルモン)系に異常を起こします。そして、生体の恒常性の維持(ホメオスタシス)が乱れて病気になるのです。 このストレスを受けると多くの人が無意識のうちに長時間、日中または夜間のくいしばり(噛みしめ)を起します。その結果咀嚼筋の緊張が増大し血流が減少し痛み等の全身症状をひき起こすのです。 特に顎・顔面・口腔領域は、ストレスの身体表現の場として最も多く現れる場所なのです。 又、歯が失われたり、歯周病で臼歯・歯牙の沈下・圧下等で咬み合わせの低位化の進行している方は咬合力も低下し姿勢も崩れ、真っすぐ歩行できない、頭痛・肩こり・腰痛・耳鳴りがする等の多様な全身症状が認められます。 咬みしめや低位咬合等の咬み合わせの破壊が全身に及ぼす影響についても豊富な経験に基づいて診療しております。

一般的にひとは、本能的に首から上の治療には恐怖心を持つものです。また、以前に受けた治療の内容の状況によって精神的ダメージを受け、歯科治療に対し強い恐怖心をいだいたり、心理的に受け入れがたくなっている方を見うけることがあります。 また、年を重ねるにしたがって治療に対する身体の予備力が落ちたり、歯型を取る時に印象材を口の中に入れると嘔吐反射が出て治療が困難になる方もいらっしゃいます。
私たちのクリニックでは、この様な方に対して、笑気ガス吸入鎮静法や、Diazepam(マイナートランキライザー)・ドルミカム等を使用した静脈内精神鎮静法等を応用し、患者様の恐怖心を取り除き、精神的にリラックスしたコンディションの元で歯科治療に専念できるよう対応させていただきます。お気軽にご相談下さい。 また、治療につきましては徹底した無痛診療を行っておりますのでご安心していただけると思っております。最近私たちのクリニックでは、親知らずの抜歯の際にドルミカムによる静脈内鎮静法を希望する方が増えております。保険適用になりましたので、ご希望でしたらご相談ください。インプラント手術の際にも適用できますのでお申し出ください。
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